こんにちは!半田貞治郎です。
Tokyo Otaku Modeが提供する越境EC物流代行サービス「セカイロジ」は、越境EC需要の増加に伴い急成長を遂げている。当初は雑貨やアニメグッズが中心だったが、最近ではアパレル商材の取り扱いが増加し、高単価商品の流通も目立つようになった[1]。
セカイロジ事業部の坂入広和事業部長によると、越境ECの初期段階で物流に関する相談が多く寄せられており、これが荷主増加の一因となっている。また、アパレルメーカーとの取引では、当初は越境物流のみだったが、サービスの信頼性向上により国内外の発送を集約する形に発展した[1]。
越境EC市場は注目を集めているものの、多くの事業者が伸び悩んでいる現状がある。これに対し、セカイロジは単なる物流企業としてではなく、越境事業を軌道に乗せるまでの包括的なサポートを提供する必要性を認識している。実際に、マーケティングに強みを持つ事業者との戦略的パートナーシップを通じて、サプライチェーン全体を支援する成功例も生まれている[1]。
セカイロジの成長に伴い、自社物流拠点の拡張も進められており、2024年9月には再度の増床が行われた。さらに、マーケティング面の強化も計画されており、2024年12月からはECサイト構築サービス「Shopify」との連携が始まる予定だ。この連携は、セカイロジの更なる成長を促す重要な契機となると期待されている[1]。
約2年前から提供されている新ソリューション「セカイサジェスト」も、セカイロジの付加価値向上に貢献している。このソリューションは、配送条件に応じて最適な配送方法と便種を提案する機能を持ち、コストの事前見える化が可能なため、利用が増加している[1]。
セカイロジは、クラウド型のシステムを採用しており、24時間アクセス可能な環境で商品登録・入庫・在庫確認・出荷といった物流業務を完結できる。また、初期費用や固定費用が0円の従量課金制を採用しているため、新規ビジネスの立ち上げにおけるリスクを軽減し、スモールスタートを可能にしている[1][2]。
さらに、セカイロジはクラウドファンディングの配送にも対応しており、プロジェクトの事前準備段階から返礼品の発送、返送対応に至るまでの一連の物流関連業務をトータルでサポートする「クラウドファンディング配送まるごとおまかせパッケージ」を提供している[3]。
このように、セカイロジは越境EC市場の成長と共に進化を続け、単なる物流サービスにとどまらず、顧客のビジネス成功を支援する総合的なソリューションプロバイダーとしての地位を確立しつつある。今後のShopifyとの連携や新たなサービス展開により、さらなる成長が期待される。
Citations:
[1] https://sekailogi.com/lp/
[2] https://otakumode.com/corporate/service/ec-support
[3] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000016010.html
[4] https://sekailogi.com
[5] https://netkeizai.com/articles/detail/12930
[6] https://sekailogi.com/case
[7] https://news.yahoo.co.jp/articles/02f467bd8da9ef84a78641c575b59c925beb8cb3
[8] https://news.yahoo.co.jp/articles/02f467bd8da9ef84a78641c575b59c925beb8cb3/images/000