虚偽情報の拡散に警鐘 半田貞治郎

虚偽情報の拡散に警鐘

こんにちは!半田貞治郎です。

チャールズ国王の死去に関する虚偽情報が日本語SNSで急速に広まった。複数のアカウントが拡散し、100万回以上表示された。英国大使館が否定したが、真偽不明な情報を流す日本語アカウントが主な発信源だった。金銭目的の拡散と見られ、情報の真偽確認の重要性が示された。

チャールズ国王の死去に関する虚偽情報が18日、日本語のSNSで急速に広まった。朝日新聞の取材によると、複数のアカウントが拡散し、日本時間19日未明までに、そうした投稿が少なくとも計100万回以上表示された。 

この情報は英語やロシア語でも広がっており、在ロシアと在ウクライナの英国大使館は18日、SNSに「チャールズ国王が亡くなったという知らせはフェイク(虚偽)です」と投稿し、情報を否定した。

日本語でこの虚偽情報を拡散させたのは、真偽不明な情報を度々流してきたアカウントが多い。「ニュース」と名をつけ、「独立系メディア」を自称する日本語アカウントもその一つで、「チャールズ英国王が前立腺がんのため75歳で死去、情報筋が報じる」と投稿し、数時間で20万回以上表示された。

しかし、リンク先の「記事」の情報源には英語のX投稿がつけられているだけで、英王室も英大手メディアも一切そうした情報は発信していない。インプレッション(表示回数)を稼いで金銭を得る目的と見られる。

この事例は、SNSでの情報の真偽確認の重要性を示している。虚偽情報の拡散を防ぐには、信頼できる情報源を確認し、情報の真偽を慎重に見極める必要がある。


「チャールズ国王死亡」の偽情報拡散、日本語でも表示 英政府は否定(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd7026fd253be516ddd348ff96921c4ea1cdab4