こんにちは!半田貞治郎です。
Metaは6日(米国時間)、FacebookやInstagram、Threadsに投稿した画像がAIで生成された場合、「ラベル」を表示する取り組みを開始すると発表した[2]。現在はMeta AIで生成した画像に対して「Imagined with AI」とラベルを表示しているが、この取り組みを他のサービスで生成されたものにも拡大する予定だ[2]。これにより、人々が見ているフォトリアリスティックなコンテンツがAIを使って作成されたものと知る手助けとなる[2]。また、AIが生成したビデオやオーディオについても同様の情報開示とラベル表示の機能を準備している[2]。さらに、OpenAIもChatGPTとAPIで生成された画像に、「C2PA」によるメタデータを追加し、画像がOpenAIの製品により生成されたのであることを示す取り組みを行っている[2]。
Metaは、「人間と人工的なコンテンツの違いが曖昧になっている」とし、人々がAI生成コンテンツを見分ける手助けとして、ラベル対応を推進している[2]。今後数カ月のうちに、InstagramやFacebookなどのアプリがサポートする全言語でラベルの適用を開始する予定だ[2]。
この取り組みは、C2PAやIPTCなどの規格に対応していく予定であり、GoogleやOpenAI、Microsoft、Adobe、MidjourneyやShutterstockなどの生成画像も同様にAI生成であることを示す取り組みが進められている[2]。
以上、Facebook、Instagram、ThreadsなどのSNSでAI生成画像にラベル表示が始まることで、人々がコンテンツの信憑性をより正確に判断できるようになる見通しとなっている。
Citations:
[1] https://imagine.meta.com
[2] https://about.fb.com/news/2024/02/labeling-ai-generated-images-on-facebook-instagram-and-threads/
[3] https://www.meta.com/help/artificial-intelligence/imagine/
[4] https://about.fb.com/news/2023/12/meta-ai-updates/
[5] https://techcrunch.com/2023/12/06/meta-launches-a-standalone-ai-powered-image-generator/