こんにちは！半田貞治郎です。
KDDIは3月18日、東京大学発のAIスタートアップ企業ELYZAを連結子会社化すると発表した。両社は資本業務提携を結び、KDDIグループがELYZAの株式の過半数を保有することになる。これにより、両社は生成AIの社会実装を加速させる計画だ。
具体的には、オープンモデル活用型の日本語汎用大規模言語モデル(LLM)の開発、領域特化型LLMの開発、生成AIを活用したDX支援・AI SaaSの提供などに取り組む。KDDIは、グローバルモデルだけでは本格的な課題解決に至らないケースがあるため、最適化された日本語の汎用LLMや業界特化LLMが必要だと指摘している。[1][2][4]
ELYZAは東京大学・松尾豊教授の研究室メンバーが立ち上げたベンチャー企業で、LLMの研究開発や社会実装に取り組んでいる。同社は3月12日に新たな日本語LLM「ELYZA-japanese-Llama-2-70b」を発表し、日本語処理能力で米国の大手企業に匹敵する性能を持つと主張している。[3][5]
Citations:
[1] https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2024/03/18/7333.html
[2] https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1577144.html
[3] https://mugenlabo-magazine.kddi.com/list/2023-elyza/
[4] https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2403/18/news140.html
[5] https://note.com/fukudawataru/n/na5e0122c4f15
