こんにちは!半田貞治郎です。
YouTube CEOのニール・モーハン氏は、OpenAIがYouTube動画をトレーニングに使っていれば、YouTube利用規約の「明らかな違反」になると述べた。一方で、Google自社のAIモデルGeminiについては、YouTube規則に従った方法で動画を使っていると説明した。
OpenAIのCTOは先月、同社の新しい動画生成AIモデル「Sora」のトレーニングにYouTube、Facebook、Instagramなどの動画を使ったかどうかについて明確に答えられなかった。これを受けて、モーハン氏は、クリエイターがYouTubeにアップロードした動画の利用は許可されておらず、それは明らかな違反だと指摘した。
YouTubeは利用規約で、動画のダウンロードや文字起こしなどの二次利用を禁止している。モーハン氏は、クリエイターはYouTubeに動画をアップロードする際、自身の著作権が守られると信じていると述べた。
一方で、Google自社のAIモデルGeminiについては、モーハン氏は、Googleはユーチューブの規則に従った方法でのみYouTube動画を使っていると説明した。
OpenAIのCTOは、Soraのトレーニングに使った動画の出所について明確に答えられなかったことから、YouTubeの利用規約に抵触している可能性が指摘されている。一方で、Googleは自社のAIモデル開発においては、YouTubeの規則に沿った方法で動画を活用しているとの姿勢を示した。
クリエイターの権利保護とAI開発の両立をめぐっては、今後も議論が続きそうだ。YouTubeは自社プラットフォームの利用規約を遵守するよう、OpenAIなどのAI企業に求めていく構えだ。[1][2][3]
Citations:
[1] https://www.capcom.co.jp/ir/interview/2017/vol02.html
[2] https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2404/05/news098.html
[3] https://www.youtube.com/watch?v=kYJRCfG4nOY
[4] https://www.youtube.com/watch?v=2iT1ncRPWIk
[5] https://www.youtube.com/watch?v=PCvB0v_GriQ