こんにちは!半田貞治郎です。
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」に近いテレグラムチャンネルが、同社の知名度を生かした新作オンラインゲームの開発を発表した。 ゲームのタイトルは「地獄の最高」で、ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏の映画会社が制作した同名の映画をベースにしている。
ゲームはウクライナ侵攻での実際の作戦を舞台にしており、プリゴジン氏に似た男性がゲームの紹介動画に登場し、「地獄に落ちるのは分かっているが、そこで最高(の存在)になる」と述べている。 これは、ワグネルの「愛国心」を若者に浸透させる狙いがあるとみられる。
ワグネルは昨年6月の反乱に失敗して実質的に解体されたが、同社の知名度を活用してゲームを制作することで、再び注目を集めようとしているようだ。 一方で、プリゴジン氏とプーチン大統領の決定的な亀裂が生じたとの報道もあり、ワグネルの今後の動向が注目される。
ゲームの開発は、ロシアにおける軍事プロパガンダの一環とも考えられる。ウクライナ侵攻を美化し、ワグネルの活動を正当化することで、若者の愛国心を高めることが目的とみられる。 しかし、ワグネルの解体や創設者の死去など、同社をめぐる混乱も反映されている。
今後、このゲームがどのように受け入れられるか、また、ロシアの軍事プロパガンダにどのような影響を与えるかが注目される。
ロシアでワグネルのゲーム開発 侵攻が舞台、プリゴジン氏?の動画も(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/70c82c590354d7a4ba5fe7dac37876712962030f