欧州車の音質向上テクニック 半田貞治郎

欧州車の音質向上テクニック

こんにちは!半田貞治郎です。

欧州車の音質を向上させる方法について、奈良県大和郡山市の実力店『ブリーズ』の木村さんに話を伺いました。車種によって異なる特徴と、それぞれに適した音質改善策が明らかになりました。

F型のMINIでは、ツイーターが標準装備されていないため、スピーカー交換が劇的な効果を発揮します。新たにツイーターを追加することで、サウンドのクリア度が大幅に向上します。木村さんは、税抜4万円台のブラムの2ウェイスピーカーを推奨しています。

さらに、予算が許せばDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)の導入も効果的です。DSPを使用することで、シート下のサブウーファーとドアスピーカーの役割分担を最適化でき、サウンドの明瞭度が向上します。F型のMINIでは、ドアの10cmクラススピーカーとシート下のサブウーファーがフルレンジで鳴っているため、DSPを導入してサブウーファーの再生範囲を調整することで、交換したスピーカーの性能を最大限に引き出せます。

G型のBMWやMINIは、純正でツイーターが付いていますが、スピーカー交換は依然として有効です。ただし、G型のBMWは薄型スピーカーが必要なため、コストが上がる可能性があります。一方で、シート下のサブウーファーがフルレンジで鳴っていない場合が多いため、DSPの導入は後回しにしても良いでしょう。

プジョーシトロエンでは、16cmクラスのミッドウーファーとツイーターが純正装備されていますが、性能が低いため、スピーカー交換で大きな改善が見込めます。さらに、これらの車種では純正メインユニットの音質も良くないため、パワーアンプ内蔵DSPの導入が特に効果的です。DSPを介してスマートフォンを直接接続することで、純正メインユニットを経由せずに高音質な音楽再生が可能になります。

音質向上の具体的な方法は車種によって異なるため、専門店に相談してカスタマイズプランを立てることをおすすめします。適切なアップグレードを行うことで、ドライブ中の音楽体験を大幅に向上させることができるでしょう。

Citations:
[1] https://www.youtube.com/watch?v=OqQSv672xJc
[2] https://ir-japan.net/media-blogs/blog/2020/10/miniaudioupgrade.html
[3] https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/support/manual/SC-02F_J_OP_01_FV2.pdf
[4] https://shop.autobacs.com/ja/feature/knowledge/audio
[5] https://pro.miroc.co.jp
[6] https://minidsp.jtesori.com/application/c_sound/
[7] https://qiita.com/jnchito/items/215c2d51599eb29adabc
[8] https://www.emotion-jp.com/digital-processor/