こんにちは！半田貞治郎です。
アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、2024年5月16日に生成AIサービスのアップデートに関する説明会を開催した。同説明会では、4月30日に一般提供が開始された生成AIアシスタント「Amazon Q」シリーズについて紹介された。[1]
「Amazon Q」シリーズは、自然言語処理と生成AIを組み合わせた高度なアシスタントで、ユーザーの質問に対して詳細な回答を生成できる。また、ユーザーの指示に従ってタスクを実行したり、対話を通じて問題解決を支援することができる。[1]
## 生成AIアプリケーション構築基盤「Amazon Bedrock」
さらに、4月23日に発表された生成AIアプリケーションの構築基盤「Amazon Bedrock」の拡張についても説明された。「Amazon Bedrock」は、企業が独自の生成AIアプリケーションを構築するためのサービスである。[1][5]
## データの重要性と企業への価値
アマゾン ウェブ サービス ジャパンの小林正人氏は、生成AI活用における"データ"の重要性を強調した。大量のデータが基盤モデルの構築に必要なだけでなく、企業の高度な課題を解決するためのアプリケーションでは、業務や業界に特化した独自のデータを標準的な基盤モデルに付け足す必要があると述べた。[1]
Amazonは社内のデータと生成AI技術を組み合わせたイノベーションを進めており、Amazon.comではカスタマーレビューに最適化された要約機能を展開、買い物アドバイザー「Rufus」では蓄積されたデータに基づいて対話形式で商品を勧めている。またAlexaも、ユーザーの買い物履歴などに基づいて指示をこなすようになっている。[1]
アマゾンは、生成AIを組み込んだアプリケーションが新しい体験や生産性向上、新たな洞察などの価値を生み出すと考えており、企業への生成AI活用を後押ししている。[1]
Citations:
[1] https://gnews.jp/202308
[2] https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/AWS-Black-Belt_2023_reInvent2023digest_1201_v1.pdf
[3] https://ascii.jp/archive/top/202311/
[4] https://b.hatena.ne.jp/labunix/search.data
[5] https://ascii.jp/archive/top/202309/
