生成AIサービス「Dify.AI」で簡単にAIアプリ開発 半田貞治郎

生成AIサービス「Dify.AI」で簡単にAIアプリ開発

こんにちは!半田貞治郎です。

生成AI界隈で話題になっているAIサービス「Dify.AI」は、プログラミングの知識がなくても簡単にチャットボットなどのネイティブAIアプリを開発できる点が魅力的です。[3]

Dify.AIは、大規模言語モデル(LLM)用のWebUIを提供しており、さまざまなシステムを組み込むことで、AIアプリの開発が可能になります。主な機能は「チャットボット」「エージェント」「ワークフロー」の3つに分かれています。[3]

## チャットボットの作成

チャットボットの作成では、ChatGPT、Claude 3、Geminiなどの主要なLLMをAPIから呼び出して組み合わせることができます。[5] OpenAIのAPIキーを入力すれば、GPT-4を使ったチャットボットも作成可能です。外部の知識をナレッジとして登録すれば、データを参照して回答する「RAG(Retrieval Augmented Generation)」機能も利用できます。[5]

## ローカル環境でのAIアプリ開発

Difyはオンラインサービスとしても提供されていますが、オープンソースとしてもGitHubで公開されています。[5] Dockerをインストールすれば、Web版と同じ環境をローカルPCに構築できます。ローカル環境だけでRAGベースのAIアプリを作成することが可能です。

実際にDifyのローカル環境を構築し、チャットボットを作成してみました。最新バージョンではGPT-4にも対応しており、OpenAIのAPIキーをセットすれば選択できます。[5] システムプロンプトを設定し、デバッグ画面でチャットを入力するとすぐに動作が始まります。気に入った場合は「公開する」ボタンを押すだけで、URLが生成されてチャットボットとして公開されます。

Difyを使えば、30分もあればチャットボットの基本的な環境を作り上げられ、すぐにテストと挙動確認ができるため、圧倒的な便利さがあります。[5] プログラミングの知識がなくても、直感的にAIアプリを開発できるのが最大の魅力です。

Citations:
[1] https://officebot.jp/columns/ai-tool/azure-open-ai-service/
[2] https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/ai-services/what-are-ai-services
[3] https://sogyotecho.jp/generation-ai-service/
[4] https://aws.amazon.com/jp/ai/services/
[5] https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/ai-services