宮内庁、SNSで皇室情報発信強化も課題残る 半田貞治郎

宮内庁SNSで皇室情報発信強化も課題残る

こんにちは!半田貞治郎です。

宮内庁は、皇室情報の発信強化のため、写真共有アプリ「インスタグラム」のアカウントを開設し、運用を開始した。広報室の新設や公式ウェブサイトの刷新など、皇室広報の強化に取り組んでいるが、SNSでの中傷への対策など課題も残されている。

宮内庁のインスタグラムアカウントは、開設初日から35万人のフォロワーを獲得し、投稿には6万件を超える「いいね」がついた。フォロワー数は現在75万人に達し、スウェーデン王室を上回っている。 宮内庁幹部は「国民の関心の高さがうかがえる」と述べ、若年層への浸透を狙っている。

一方で、秋篠宮家の長女小室眞子さんの結婚をめぐる中傷が相次いだことを背景に、正確な情報発信と誤解の防止に取り組んでいる。広報室には民間出身の専門家を登用し、両陛下の行事に同行させるなど、体制の強化を図っている。

しかし、皇室に関する事実に基づかない情報が氾濫する中、中傷への直接的な反論は限界があるのが現状だ。皇室の名誉を損なう出版物への対処は行っているものの、SNSの悪質な投稿への対応は十分ではない。

今後、SNSを通じた中傷への対策強化など、皇室広報の課題に取り組んでいく必要がある。

 

宮内庁のインスタ好調、フォロワーは1日で「首相官邸」超え…眞子さん結婚機に積極広報(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/19563d9c69caad921afccc5459e91d10025e08b7